Office of Strategic Influence



Dream Theater Related Works

OSI "Office of Strategic Influence" ('03)番長Mike Portnoy(dr Dream Theater)が仕掛けるプログレプロジェクト第3段。TransAtlanticで起用することが出来なかったJim Matheos(g Fates Warning)とやっと組む機会に恵まれ、そこに旧友Kevin Moore(vo、key 現Chroma Key)を指名。Jim MatheosとKevin Mooreに作曲、作詞を任せる。Sean Malone(b、Stick Gordian Knot)が参加。更に"shutDOWN"に既にビッグネームになりつつあるPorcupine TreeのSteve Wilsonに参加を要請。この曲の歌詞も手掛ける。Steve Wilsonが参加している事や、Chroma Keyの音楽性といったところから想像すれば、そんなに遠い所にある音楽ではないだろう(最近のFates Warningは全然聞いていなくて、コメント出来ませんが)。オープニングの"The New Math (what He Said)"あたりは一番Dream Theaterに近い音かもしれない。サンプルを多用するも、ピアノ、アコギといったオーガニックな音もたっぷりで、雅楽あたりからの影響を伺わせる音が入っていたり、興味深い。またKevin Mooreの詩世界はDream Theaterの頃とは当然、方向性が違うが、唯一無二な世界観は変わらず。唯一の大作"shutDOWN"はドゥーミーなサバスリフ入り。欧州限定盤にはボーナスディスクが付いており、そちらにはPink Floydの"Set the Controls for the Heart of the Sun"とNeil Youngの"New Mama"のカバーに"The Ting that never Was"という17分にも及ぶトラックと録音風景を撮影した映像が収められている。
OSI "Free" ('06)Jim Matheos(g、key、programming)、Kevin Moore(vo、key、programming)の2人が中心となり届けられたOSIの2nd。正直、単発で終わるかと思っていただけに意外だった。今回もMike Portnoy(ds)は参加。上記2人にアーティスティックコントロールを完全に委ねて臨んでいる。また今回はこの頃Fates Warningにも参加していたJoey Veraが"Sure You Will"、"Free"、"All Gone Now"、Bigger Wave"、"Kicking"でベースを担当。Kevin Mooreと行動を共にすることが多いBige Akdeniz(g、vo)がボーナスディスクに収められている"Old War"に参加。前作よりも、更にストレートな重さ、判りやすさがあるように思える。重くともドゥーミーというよりは、シンプルなへヴィネス。ただ、Jim MatheosとKevin Mooreが持つ、どこか耽美な世界観は健在。
OSI "re:free" ('06)アルバム"Free"から"Go"、"Kicking"、"Home was Good"の3曲をリミックスしたものに"Free"のヴィデオを収めたEP。"Go"はThe NotwistのMartin GretschmannによるConsole Remixとなり4分程度の曲が10分以上にストレッチされたバージョンとなっている。特にオープニングのアコースティック・ギターによる導入部は秀逸。また全体的に抑揚を抑えた感じに仕上げており、オリジナルにあったザラりとした質感がなくモノトーンなサウンドに支配されており、ヴォーカルの細かい表情まで前面に曝け出した格好となっており、これはこれで狙いも判るし、好感が持てる。"Kicking"と"Home was Good"は共にKevin Moore remixとなっている。特に"Home was Good"のリズムを入れたリミックス・バージョンは意欲的に聴こえる。
OSI "Blood" ('09)ドラムにPorcupine TreeのGavin Harrisonを迎え作られた3rd。ドラムが代わった為か以前あった冷徹なビートは影を潜め、打ち込みもあるものの有機的で温かみのあるサウンドに変わった。Kevin Mooreのヴォーカルもエフェクトをかけているとはいえ、聴き取りにくいものでは決してなく、耳に馴染みやすい声を出している。オープニングを飾る"The Escape Artist"や"False Start"はヘヴィー・メタリックなナンバー。"We Come Undone"は静かに流れるようなサウンドを軸にノイズを潜ませたナンバー。そして続く"Radiologue"への繋がりが良い。"Microburst Alert"はOSI流ヒップホップな趣を持つインスト・ナンバー。OpethのMikael Åkerfeldtがヴォーカルを取る"Stockholm"は4分ぐらいの所からまるでDavid Bowieのような声を使っている。ボーナス・ディスクには、冒頭、No-ManのTim Bownessがヴォーカルを取る"No Celebration"から始まる。まるで攻撃的なスラッシュ・メタルなサウンドをバックにエコーをかけたヴォーカルが乗る。"Christian Brothers"は95年に発表されたElliott Smithの"Elliott Smith"から選ばれたカヴァー曲(原曲はアコースティックなシンガーソングライター・タイプの曲)。そして"Terminal"の長尺ヴァージョンが収められている。


The Flower Kings Related Works

King's X

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