Gregory Allan FitzPatrick





Gregory Allan FitzPatrick

Gregory Allan FitzPatrick / Samla Mammas Manna "Snorungarnas Symfoni" ('76)元々米国出身らしいGregory Allan FitzPatrickは70年代初頭に在籍したAtlantic OceanではGoran Ahlinと名乗っており、プロデューサーとしてHandgjort等を手掛けていた。ソロ名義として初めてのこのアルバムは作曲のみを手掛けており、演奏はSMMとゲストの(Ulf)Artan Wallander(sax)、Kalle Eriksson(trumpet)に任せている。このアルバムは4つの楽章(私のCDの裏ジャケには3曲しか表記がなくて焦った…)からなる。この曲がSamla Mammas Mannaの為に書かれた曲なのか、既存の曲をSamla Mammas Mannaが演奏したのかは不明だが、Samla Mammas Mannaにない領域(主にシンフォっぽさかな?)にまで押し広げた功績は大きいだろう。第3楽章には怪しい声というか呻き声も聞こえるけど…。レコードで言うB面、第3、第4楽章の畳込みには息をのむ。Samla Mammas Mannaと思って聴くと物足りなさを感じるだろうけど、良質なシンフォ系と言えるでしょう。
Bildcirkus ('78)GA FitzPatrickの3rdである"Bildcirkus"。このプロジェクトはインナーにあるライナーノーツを読むと76年に立ち上げられたプロジェクトが基になっているようだ。音楽、アート、映像や劇を纏めあげ「トータルアートパフォーマンス」として提供しようという試みだったらしい。各分野のアーティストが各々に分かれて活動するのではなく、その境界線を無くすことによって、オーディエンスの垣根をも超えてしまおうという意図から出来上がったとある。78年には2つの劇と絵画の展覧会を引き連れて国内ツアーも行っているようだ。アルバムにはSamla Mammas MannaからCoste Apetrea(g)、Hasse Bruniusson(ds)にJean Billgren(p)、Lasse Englund(acc g)、Gregory Allan FitzPatrick(synth)、Ronney van Settin(sax)、Michael Soderlundh(sax)、Stefan Nilsson(p 10)が参加。まるでサーカスかフェアーにでも迷い込んだかのような印象がある。シンセが鳴り響くシンフォな曲やハードなギターが引っ張る曲、ピアノヴァリエーション、「やっぱりSamla Mammas Manna関連の人たちってこういう音出したいのね」曲等、多彩な表情を持つアルバム。




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