Softo

Agamon
"Open Up Your Eyes and See the World Go Round & Round" ('93)
Katzen KapellのMagnus Andersson(vo、p、key)によるプロジェクト。同じくKjell Nordeson(glockespiel)、Peter Adolfsson(g、b)にSimon Steenslandと共演経験があるMikke Ronnkvistが3曲でエレキギターで参加。アコースティックギターは全てこの人によるようだ。そして、Morgan Agren(ds)とMats Obergはヴォーカリストとして5曲で参加。更にUlrica Agren(vo)も参加(Morgan Agrenと親族関係の方でしょうか?)。Amit Sen(cello)、Els-Marie Landin、Eva Lindal、Ulf Edlund(violin)とストリング陣とMartin Palsson、Johan Eklind(trombone)と管を配してオーケストレーションもしっかりと備えている。結果、ビートリーで、Frank Zappaが持っていたR&Bの匂い、グルーヴを持った極上のポップアルバムが出来上がった。Mats Obergのグルーヴィーな感覚は本当にStevie Wonderを思い起させる。機会があれば、是非手に取ってみることをお勧めする。Ulrica Agrenが3曲で作詞作曲に関わっている以外はMagnus Anderssonの手による楽曲。プロデュースもMagnus Anderssonによる。
Aleena
"Aleenas Cafe" ('05)
新生Kaipaに参加する女性ボーカリストのソロ作。個人的には新生Kaipaでは、どうにも馴染めなかった彼女の声だが、流石に自身のアルバムとなると説得力も全く違い、彼女自身の等身大の声、曲が聴けて好感が持てる。音楽性はシンガーソングライタータイプのすっきりとしたアレンジに、ちょっとAlanis Morissetteを思わせる舌足らずな歌声が乗る、というもの。伸び伸びと響くのが気持ち良い。多くのミュージシャンが参加しているが、プロデューサー的な立場にありそうなのが数曲で共作をしているTobbe Petersson(g、key等)という人物みたいだ。新生Kaipaで共演するRitualのPatrick Lundstromが"Fading Away"ではギターとバックボーカル、"Hello Warrior"ではギターを担当。前者はチェロを、後者はフルートをフィーチャーした曲で、両者共にドラマティックでトラッド風味をまぶした世界観を持つ(Kate Bushに近い感覚があるかな?)。全14曲。51分からなる作品。好盤です。
Clark
"Two of a Kind" ('04)
Roasting House Production(Anders "Theo" Theanderのマネージメント、レーベル会社)が送り込む3代目Marcus Liliequist(ds)が在籍する6人組ポップロックグループ。メンバーはAnders Grahn(lead vo、g)、Alexander Holmgren(lead vo、acc g)、Freedrik Silfverberg(g)、Olof Lofgren(key)、Peter Andren(b)、Marcus Liliequist(ds)。Marcus Liliequistの日本デビューは実はこちらが先。レコーディングではPeter Andrenの他にAnders Lorentziが半分ベースを弾いている。Johan Bjork(organ)、Staffan Widerstrom(pedalsteel)、Theo Theander(perc)が好サポートをする。本国デビューは日本発売から約半年後。ファーストシングル"I don't Need You"を本国でTop10圏内に送り込むなど、チャートアクションは良好。音楽性は覚えやすいメロディにコーラスを多用した元気の良いハードなポップロック路線(何かジジィクサいコメントだな…)。今風にグランジを通過したダーティーなギターサウンドも悪くない。楽曲はリードボーカルを取る2人の共作で占める。
Diabolique
"Butterflies" ('00)
Bino Carlsson(b)、Kristian Wahlin(g、vo)、Johan Osterberg(g)、Hans Nilsson(ds)からなるスタイリッシュなスーツに身を包んだ4人組。Jaime Salazarがパーカッションを担当。その他、Berno Paulssonがハモンドを担当。壁のようにキーボード。切れ味の鋭いギター。こういうのって、ゴシック・ロックとでも呼べば良いのかな?個人的にはあまり馴染みのあるサウンドという訳でもないので…よくは判らないのですが…。後期Paradise Lostってこんな感じだった記憶がありますね(初期、中期ぐらいまでしかきちんと聴いていなかったので…)。
Leneh
"Här" ('08)
Tomas Bodinのソロ・アルバムにも参加したLenehのデビュー・アルバム。Tomas Bodinがプロデュース、Hammond Organ、Minimoog、Mellotron、Piano等で全面サポート。Jonas Reingold(b)、Marcus Lilieqvist(ds)、Johan Glössner(g)、Håkan Andersson(accordion)、Johan Theorin(cello)、Ola Nordkvist(trombone)、Ulf Wallander(sax)といったThe Flower Kings周辺を追いかけている人なら見覚えのある名前がズラリと揃う。本作を特徴付けているのは"När Solen Bryter Fram"(Ulf Wallanderのサックスがアンニュイなニュアンスを増している)、"Ute På Vår Båt"(こちらはアコーディオンが同様な役割を持つ)といった2曲がまるでシャンソン風な味付けをもった曲で、その2曲がヨーロピアン・テイストを増しているように思える。"Drömmar"はTomas Bodinのキーボードが大活躍なTomas Bodinファンは期待していい仕上がり。"Det Som Ger Lust"はTomas Bodinとの共作曲。Tomas Bodinらしいサウンドがあちこちに配されている好盤。
Sand & Gold
"Remember My Name" ('97)
Midnight SunのメインPete SandbergとJonas Reingoldの二人によるAORプロジェクト。通称砂金アルバム(嘘だってばよ)。サポートするのはJohan Glössner(g)、Tomas Pettersson(key)、Rasmus Khilberg(ds)。ウェスト・コースト系の爽やかなコーラスをフィーチャーしたソフト・ロック、カントリー調の曲等を収録した作品。Johan Glossnerのアコースティックギター、ラップ・スティールを全編にフィーチャーした作品。派手な装飾が一切ない、歌メロ重視の作品。キーボードもオルガンを主体に使っていて、楽曲をストレートに押し出そうという意図が見える。殆どの楽曲はSandberg/Reingoldの手によるもの。
Spin Gallery
"Standing Tall" ('04)
Tommy Denander(g、key、b Prisoner、Radioactive、ソロ等)が仕掛けるハードポップ/AOR プロジェクト(?)。日本盤の発売はClarkのデビュー盤と同じ日。Christian Antblad(vo)、Magnus Weinemo(vo)、Kristoffer Lagerstrom (vo)という3人のボーカルを擁したもの。Marcus Liliequist(ds)、Anders "Theo" Theander(perc.、add key)が協力している。殆どの楽曲はTommy DenanderとChristian Antbladによるもの。3人のボーカルは、リードボーカルを使い分けたり、2声、3声と曲によって使い分けているハーモニーの厚さと声に重点を置いているのが特徴ではあるのだが、だからと言って、3人必要かと言われると?。それでも、80年代的な音が好きな人には良作だろう。Totoのようなハードポップや洗練されたR&Bのようなサウンドが聴ける。特筆すべきはTommy Denanderのセンス、という事だろう。David Foster(p)、Randy Goodrum(key)、Michael Thompson(g)が"Grace"で参加。



 

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