Floodgate

"Open the Floodgate" ('03) Jonas ReingoldプロデュースによるDaniel Dahlqvist(vo)、Ola Hedén(key、vo)からなるポップデュオFloodgateの1st(当然スウェーデン産。同名異バンドがあるので要注意)。Jaime Salazar(ds)が全曲で参加。Sebastian Lilja(g 現Flipside)、Flemming Lund(b)が参加。"Shelter My Heart"のみJimmie Hallstromがギターを担当。アーシーな感じを残した、ちょっとレイドバックさせた楽曲(キーボードもオルガンの音が多い感じ)をコンパクトにまとめあげている。楽曲に幅がある為、聞いていて飽きさせないところが良い。
"More" ('04) 前作同様Jonas Reingoldプロデュースによる2nd。楽曲の幅は前作よりも更に広がり、サウンドの緊張感も高まった感がある良作。Jaime Salazar(ds)、Flemming Lund(b)は固定。Jonas Reingoldもシングルとなった"Irresistible Love"、"Fool's School"、"A Broken Man"でベースで参加。ギターはJohan Glössnerにスウィッチしている。そして"Somebody Else"というBeatles調の曲ではRoine StoltがJimmie Hallstromとギターを分け合っている。この曲ではJaime Salazarはパーカッションに回り、Magnus Ostrandがドラムを担当。ギターが鳴っているのは本当に短いんだけど、確かに「あの」サウンドが欲しくなるのは判る気がする。プロダクションも前作よりもぐっと良くなり、Jonas Reingoldのプロデューサーとしての成長も伺える。
"This is We" ('09) 08年にThe Flower Kings本体のツアーメンバーに選ばれたOla Hedén(vo、key、harmonica)とDaniel Dahlqvist(vo)によるポップ・ユニットによる3rd。ドラムにRasmus KihlbergとJaime Salazar、ベースにFelmming LundとJonas Reingold、ギターにJohan Glössnerといつもの顔ぶれ。プロデュースはFloodgate名義。全曲、作詞作曲も二人が手掛けている。イントロ的な役割を持つ"This is Me"(Olaによるヴォーカル)から1stシングル"You"へと連作のような流れが素晴らしい。軽快なバンジョーのサウンドが引っ張る"Life is Good"。"Pictures of Love"はアルバム中最もハードな仕上がりかもしれない。抑揚を押さえたメロディーながら、ギターやドラムなどバックのアレンジが素晴らしい。最後は、"This is Me"のリプライズでDanielのヴォーカルにするところも上手い演出。



 

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