G

David Gilmour
"On an Island" ('06)
3rdアルバム。21世紀に入ってから、Pink Floyd関連の音で新しい曲ってのは、Roger Watersのダウンロード販売されたシングルとオペラみたいな企画物とこのアルバムだけだろう。それゆえ、ファンは非常に寂しい思いをしていたが、このアルバムで少しは救われただろう。私もそんな一人。"Castellorizon"という造語らしきタイトルを持つオープニングはDavid Gilmourの出自を明確に紹介するのに相応しいインスト曲。そして、表題曲ではDavid CrosbyとGraham Nashがヴォーカル参加。Pink Floydの"Learning to Fly"をどことなく彷彿させる"Take a Breath"の緊張感の高さに酔う。Georgie Fameのオルガンをフィーチャーしたセクシーなブルーズナンバー"This Heaven"、Robert Wyattがコルネット、ヴォイス、パーカッション、Phil Manzaneraがピアノで、そして、BJ ColeのWeissenbornが非常にレイドバックした音を出す"Then I Close My Eyes"やそこから流れるように続く"Smile"と全体的にレイドバックした音が並ぶが、その静での感情表現こそDavid Gilmourの真骨頂でもある。美しくも優しい音に支配されているのは、パートナーのPolly Samsonの存在か…。  
Guns N' Roses
"Appetite for Destruction" ('87)
やはりこの1stのマジックを超える作品はそうそうと出現するものでもないのだろう。W.Axl Rose(vo)、Slash(g)、Izzy Stradlin(g)、Duff McKagan(b)、Steven Adler(ds)からなるスリージーなロックンロールを基本としたバンド。しかしながら、無骨で骨太なサウンドは凡百の同系統のバンドとは一線を画した。クラブ・アクトからアリーナ・アクトへと瞬く間に登りつめる様をシングルを切る度に世界中にアピールしていった。"Welcome to the Jungle"、"Paradise City"や""You're Crazy"のシンプルなタフネス、"My Michelle"の辛辣さ、"Sweet Child O' Mine"のギター・サウンド。頂点を極めるべくサウンドが詰まった好例。オリジナル・ジャケットはRobert Williamsのアルバムと同名の絵。その絵があまりにも物議を醸す代物だったため、その絵をインナーに移して他の絵に差し替えてメジャーから発売された経緯を持つ。

 

List

M.E.

 

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